あふれる肉汁とモッツァレラチーズを堪能　老若男女が訪れる、北谷町の元祖チーズインハンバーグ店 (2025年6月27日)

［胃心地いいね］（８３４）ばくばく亭北谷町吉原３１５－１２Ｆ
　西海岸を一望できる北谷町吉原の丘の上に、あふれる肉汁とビヨーンと伸びるたっぷりのモッツァレラチーズが堪能できる元祖チーズインハンバーグの店「ばくばく亭」がある。

あふれる肉汁とモッツァレラチーズが楽しめる「チーズオーブン焼きハンバーグ」（レギュラーセット）

　１番人気はチーズオーブン焼きハンバーグ（レギュラーセット２７００円）。

ハンバーグは、ステーキ用の牛肉と県産豚あぐーの合いびき肉をその日に提供する分だけミンチしている。
　新鮮な肉だからこそ肉汁があふれ、ふっくらと膨らむハンバーグが完成する。つなぎをできるだけ使わないようにしているため、肉の味がしっかりと味わえる。国産モッツァレラチーズは塩味が少なく、ハンバーグとの相性も抜群だ。
　ハンバーグの他にも国産黒毛和牛の牛スジ仕込みでたっぷりなコラーゲンと野菜の甘みが味わえるカレーや、店主のふるさと信州の名物で秘伝のタレに漬け込みサクッとジューシーに揚げた大きなチキンの「さんぞく焼き」もお薦め。

（左から）「ばくばく亭」店主の相澤絵美さん、好範さん、泰子さん＝２０日、北谷町吉原の同店

　元々は長野県松本市で相澤好範さん（６８）と泰子さん（６６）が夫婦で切り盛りしていた。ハンバーグのレシピは好範さんが家で子どものために作っていたもの。だからこそ、体に良い素材にこだわっているという。
　約２０年前に沖縄に移住。８年前に娘の絵美さん（４４）が店を継いだ。絵美さんは父がこだわって作ったレシピを学んでいる。毎日肉を１５キロカット、ミンチする作業はかなりの重労働で「腕がパンパンになってしまう」と笑う。

　仕込みは大変だが、ハンバーグを楽しみに地元客を中心に大勢の老若男女が店を訪れる。「お客さんが大切な人と楽しいひとときを過ごしてもらうために、おいしい料理を届けたい」とほほ笑んだ。（中部報道部・又吉朝香）

【地図】ばくばく亭

　【お店データ】ランチの営業時間は午前１１時半～午後３時（ラストオーダー２時半）。ディナーは午後５～８時（ラストオーダーは同７時半）。月曜定休。駐車場あり。電話０９８（９２６）６８８８。

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