沖縄の伝統工芸品などの展示即売会「すばらしき沖縄の職人展 みんなで使おううちなーむん」(主催・オーダー靴BENIYAなど)が26日、那覇市のタイムスビル1階で始まった。琉球ガラスや知花花織、紅型の商品に加え、各地の織物とコラボしたオーダー靴や、東京の伝統工芸品でかんざしを彩るつまみ細工などが多数並んだ。
会場では職人自ら商品の価値や工夫を説明する。28日まで。
 安里紅型工房はチャーギ(イヌマキ)の板に紅型と木製の時計針をあしらった時計を出品。安里昌敏さんは「生地に染めたように見せようと、木の研磨方法を調整した。文字盤はないので、ゆっくり過ごす空間に置いてほしい」と話した。
 つけん島モズク事業協同組合は塩モズクやもずく麺などを販売。浦添美雪さんはモズクエキス「まんだき」を推し、「モズクに含まれる栄養素フコイダンは胃腸に良い」とPRした。
 展示即売会は午前10時~午後6時。最終日の28日は午後5時まで。(社会部・又吉嘉例)
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