【石垣】石垣市の議案改ざんなどで市議会から不信任決議を受けた中山義隆市長の退任セレモニーが27日、市役所で開かれた。29日午前0時の自動失職を前に、涙を流しながら市政運営を振り返った中山氏は「機会があればまた皆さんと仕事がしたい。
そんな思いで市長の職を終えたい」と述べ、次の市長選への立候補に含みを持たせた。
 在任は4期、15年3カ月。議案改ざんの問題には言及しなかった。
 花道では笑顔も見せた中山氏。終了後、報道陣の取材に応じ「(あいさつで)立候補を宣言したわけではない。後援会などの声を聞いて決める」と述べるにとどめた。「不信任を受けての失職は一つの責任の取り方」と強調した。(八重山支局・砂川孫優)
沖縄・石垣市長が退任セレモニー 6月29日の自動失職を前に ...の画像はこちら >>
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