【石垣】日本最南端の八重山に唯一残るカツオ船「第一源丸」(上地肇船長)のカツオ漁が13日から始まった。同日午前1時半に出港し、石垣島西約49キロの海域へ航行。
同日午前10時20分過ぎに石垣市の石垣漁港で水揚げした。
 この日は10人の仲買人が訪れ、次々と水揚げされた新鮮なカツオを運んだ。仲買人は真剣な表情で大ぶりのカツオを素手でつかんで確保していた。
 同船によると、この日の水揚げは約1トン。多いときは約3トンに上る。
 上地船長(67)は、例年餌の確保に苦労していると説明した上で「グルクンの稚魚がたくさん捕れれば、水揚げは伸びる」との見方を示す。
 水揚げされたカツオについて「全て釣り上げた直後に5人で活じめしている。新鮮で生きがいい」と旬のカツオをアピールした。(奥沢秀一通信員)
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日本最南端 唯一のカツオ船「第一源丸」 次々に水揚げ石垣漁港に活気 釣った直後に活じめ「新鮮で生きがいい」
水揚げされたカツオをつかむ仲買人ら
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