【座間味】マリンスポーツSUP(サップ)(スタンドアップ・パドルボード)の普及リーダーを育成するSUPA(日本スタンドアップパドルボード協会)公認の「ベーシックインストラクター講習会」が3日、座間味村内であった。座学は座間味コミュニティーセンター、実技は阿真ビーチで実施した。

 SUPは海や川などの水辺で手軽に楽しめるため、大人から子どもまで人気が高い一方、最近では遭難や水難も発生。マナーやルールを知らずにトラブルが増えたこともあり、安全対策や安全教育の徹底が求められている。
 講習会を企画したSUPA慶良間支部長の澤本惣平さんは「夏本番前に開催できて良かったです。今シーズンも、マリンレジャー協会の仲間たちと協力しながら、安全第一でお客さまをご案内し、座間味の美しい海を存分に楽しんでいただけるよう努めたいと思います」と決意を新たにした。
 講師を務めたSUPAの柿澤寛理事長は「座間味には自然豊かな観光資源があり、多くのマリンレジャー愛好家やSUPファンを引きつける。世界大会のメダリストを育てた環境だからこそ座間味は県内外に大きな影響力があるので、私たちも全力で応援させていただきます」と話した。(青山寿江通信員)
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