[参院選 2025.7.20]
 第27回参院選は3日公示される。沖縄選挙区では自民公認の奥間亮氏(38)と、国政野党を中心に「オール沖縄」勢力が推す無所属の高良沙哉氏(46)、参政公認の和田知久氏(65)、N党の真喜志雄一氏(34)、無所属の比嘉隆氏(47)の5氏が立候補を予定している。
県内主要政治勢力の支援を受ける奥間氏と高良氏による事実上の一騎打ちとなる見通し。物価高対策が大きな争点となりそうだ。
 名護市辺野古の新基地建設を巡り、2023年12月に国が埋め立て変更承認申請を「代執行」し、国と県の一連の訴訟が全て終結してから初の全県選挙。来年の知事選の前哨戦にも位置付けられる。
 比例代表には県関係4人が立候補を予定する。自民で現職の比嘉奈津美氏(66)、いずれも新人で日本維新の会の赤嶺昇氏(58)、社民の山城博治氏(72)、地域政党「再生の道」の宜保晴毅氏(57)が立候補すると表明している。
 任期満了に伴う那覇市議選も参院選と同じ20日に投開票される。
 参院選は全国で計125議席が争われる。共同通信の1日時点の集計で510人超が立候補を準備している。(参院選取材班・又吉俊充)
参院選、あす7月3日公示 沖縄選挙区は5氏立候補へ  比例に...の画像はこちら >>
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