沖縄・八重山郵便局、2万5200点の客情報を紛失　氏名や電話番号などが記載　外部への情報漏えいは否定
（資料写真）郵便局と郵便ポスト（写真ACから） 画像（1枚）
　日本郵便沖縄支社（那覇市、金城努支社長）の八重山郵便局（石垣市）は１日、ゆうパックや書留郵便物を預かった際の郵便局控など約２万５２００点を紛失したと発表した。誤って破棄した可能性があり、外部への情報漏えいの恐れや第三者からの不正要求なども発生していない、としている。

　紛失したのは２０２０年１２月から２２年３月に取り扱われた郵便局控など。依頼主の氏名や住所、電話番号、届け先などが記されていた。今年５月に同郵便局で書類の保管状況を確認したところ、保管対象の書類が入った保存箱１０箱が所在不明となっていることが判明。郵便局控の保存期間や管理方法などのマニュアルが徹底されていなかったとみられる。詳細は調査中。
　金城支社長は「お客さまに多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる。社員指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。問い合わせは、同社お客さまサービス相談センター、フリーダイヤル（０１２０）２３２８８６。（社会部・西口優子）
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