参院選沖縄選挙区に立候補を届け出た政治団体「NHK党」公認の真喜志雄一氏(34)は3日午前、那覇市の護国神社前で「NHKからの被害者を守り、現役世代の社会保険料の負担を減らすなど各種減税で国民の使えるお金を増やして景気を循環させていく」と第一声を上げた。
 インターネットやスマートフォンの普及などを念頭に「メディアも普及しており様々な場所から情報が取れるようになった」と指摘。
その上で「見たい人だけがお金を払ってNHKを見て、見たくない人からお金を取らない、電波を流さないという、スクランブル放送の実現化を目指す」と強調した。
 減税については「社会保険料は昔と比べて『こんなに取られるのか』と思っている」と現役世代の負担は厳しくなっていると主張。物価高対策については「自民党はガソリン暫定税率を廃止しない。廃止すれば1リットルあたり25円も安くなる」と訴えガソリン税減税のほか、消費税を5%まで引き下げるとした。
 第一声の場所に護国神社前を選んだことに「国のために命を捧げた方がいたおかげで私は平和に選挙に臨むことができる。それを忘れないためだ」と述べた。
 沖縄選挙区ではそのほかに、いずれも新人で、自民の奥間亮氏(38)=公明推薦、参政の和田知久氏(65)、「オール沖縄」勢力が推す無所属の高良沙哉氏(46)=立民、共産、社民、社大推薦、無所属の比嘉隆氏(47)の4人が立候補を届け出ている。
NHK党・真喜志雄一氏が第一声「現役世代の社会保険料の負担を...の画像はこちら >>
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