参院選に向けて41市町村を回り地域の声を聞いてきたとし、「物価高で私たちの目の前の暮らしが本当に厳しくなっている」との実感を語った。その上で「沖縄は沖縄戦を踏まえて全国の中で一番大変な思いをしてきたから、沖縄が一番幸せにならなければならない。その沖縄の中で苦しい思いをしてきた離島が最も幸せにならなければならない。そのチャレンジをさせてほしい」と、離島振興の重要性を強調した。
また那覇市議や社会福祉士、警察官としての経験を基に「地域の産業がいかにこの国を支えているかということ、この島で安心して住み続けられるためには充実した医療と福祉が何よりも大切だということを深く理解している」と語った。
沖縄選挙区ではそのほかに、いずれも新人でN党の真喜志雄一氏(34)、参政の和田知久氏(65)、「オール沖縄」勢力が推す無所属の高良沙哉氏(46)=立民、共産、社民、社大推薦、無所属の比嘉隆氏(47)の4人が立候補を届け出ている。