参院選沖縄選挙区に立候補を届け出た自民の奥間亮氏(38)=公明推薦=は3日午後0時半に宮古島市平良西里の旧ツタヤ前駐車場で第一声を上げた。宮古島に祖母を持つ奥間氏は「離島政策を一丁目一番地として課題を解決していくことが沖縄全体の振興につながる。
宮古島や離島の皆さまの役に立てる候補者は私しかいない。アララガマ精神を持って戦っていく」と支持者らに訴えた。
 参院選に向けて41市町村を回り地域の声を聞いてきたとし、「物価高で私たちの目の前の暮らしが本当に厳しくなっている」との実感を語った。その上で「沖縄は沖縄戦を踏まえて全国の中で一番大変な思いをしてきたから、沖縄が一番幸せにならなければならない。その沖縄の中で苦しい思いをしてきた離島が最も幸せにならなければならない。そのチャレンジをさせてほしい」と、離島振興の重要性を強調した。
 また那覇市議や社会福祉士、警察官としての経験を基に「地域の産業がいかにこの国を支えているかということ、この島で安心して住み続けられるためには充実した医療と福祉が何よりも大切だということを深く理解している」と語った。
 沖縄選挙区ではそのほかに、いずれも新人でN党の真喜志雄一氏(34)、参政の和田知久氏(65)、「オール沖縄」勢力が推す無所属の高良沙哉氏(46)=立民、共産、社民、社大推薦、無所属の比嘉隆氏(47)の4人が立候補を届け出ている。
自民・奥間亮氏が第一声「離島政策を一丁目一番地として」【参院...の画像はこちら >>
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