那覇市保健所は3日、流行性角結膜炎警報を発令した。6月23日~同29日の定点1医療機関あたりの報告数は9・0人で、警報レベルの基準値8・0人を超えた。
「大きな流行が発生または継続しつつあると疑われる」としている。アデノウイルスによる眼疾患で、アルコール消毒が効きにくいため、流水やせっけんによる手洗いを徹底するよう呼びかけている。
 感染力が強く、手やタオルなどを介して接触感染する。潜伏期間は1~2週間程度で、目の充血や異物感、目やになどの症状が出る。
 市保健所は、症状が現れた場合は早めの医療機関受診を促している。市保健所が開所された2013年度以降、同警報が発令されたのは4回目で、直近は今年3月。
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