沖縄県内で4日、マリンレジャー中の水難事故が相次いぎ、70代男性が死亡した。

(資料写真)砂浜

 午前10時45分ごろ、竹富町黒島の仲本海岸で「シュノーケリング中の男性2人が溺れた」と目撃者から118番通報があった。
石垣海上保安部によると、東京都の男性(71)が心肺停止状態で島内の病院に搬送されたが、約30分後に死亡が確認された。友人の埼玉県の男性(70)は一時、行方不明となったが、自力で浜まで戻ったという。
 ほぼ同じ時間帯に本部町崎本部の海岸、通称「ゴリラチョップ」で、スキューバダイビング中だった東京在住の男性(25)が意識を失った。名護海上保安署によると、一緒にダイビングをしていた父親に海中から引き上げられ、名護市内の病院に搬送された。回復し、命に別条はない。
 第11管区海上保安本部によると、今年6月末時点の水難事故に遭った人は41人(昨年同期39人)、死者・行方不明者は10人(同11人)。2020年からの5年間で最多だった昨年に近いペースで推移しており、11管はライフジャケットの着用などを呼びかけている。
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