【沖縄】暑い夏の盛り、北中城村渡口交差点から沖縄市の県総合運動公園の中を通る県道227号(通称・県総合運動公園線)沿いのオキナワキョウチクトウの白い花が満開状態で、県道を走る運転手や運動公園を利用する市民の目を楽しませている。
 方言名はミーフックヮー、ミーフクラギ。
台湾、中国南部、インド南部でもよく見られる。5月から10月が開花期で、10月から3月にかけて赤い実を結ぶ。
 同線は泡瀬海岸近くを走るが、海からの強い潮風にも負けず白い花を咲かせている。管理者の県中部土木事務所維持管理班もその強さに驚いている。
 ただ、方言名にもあるように、樹液は有毒で肌に触れるとただれたり、その手で目をこすると目が腫れる。中部土木事務所は「白い花やかわいい木の実に引かれて持ち帰る人もいるが、有毒なので触れないで」と呼びかけている。(仲地清通信員)
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