宿泊業や飲食業など県内では第3次産業に従事する人の割合が高く、保護者の休日と学校の休みが合わない家庭が多いとしている。
試行期間中の制度の名称は「県立学校家族休暇制度」で、県立高校59校、特別支援学校23校、県立中学4校の計86校で導入する。
保護者同伴であれば休暇の過ごし方に制限はない。自宅でのだんらんや家族旅行にも活用できる。1日単位でも連日でも取得できる。欠席扱いにはならない。始業式や入学式など学校行事がある日や各種テスト実施日には利用できない。
県教育庁は3学期ごろにアンケートを実施し、課題や取得率などを調査する。26年度以降の本格導入を目指す。(政経部・玉城日向子)