米軍嘉手納基地に12日、最新鋭のF15EX戦闘機2機が飛来した。同基地への飛来は初めてとみられる。
老朽化のため退役したF15戦闘機の後継で、米空軍は来春にも嘉手納へ配備する方針を示している。
 同基地第18航空団によると、2機は米フロリダ州エグリン空軍基地の第85試験評価中隊に所属。嘉手納の部隊との統合、導入訓練のため一時的に飛来した。
 第18航空団司令官のニコラス・エバンス准将は発表文で、嘉手納への一時的な滞在により「パイロットや整備員は訓練を行うことができる。この航空機を基地の任務体系に円滑に統合し、地域で必要な航空優勢を維持することが可能となる」とコメントした。
 米空軍は昨年7月、嘉手納に配備されているF15をF15EX36機に更新することを決めた。数年かけて切り替える計画で、移行期間中は国外の空軍基地からF16、F22、F35戦闘機のをローテーションで暫定配備している。
(政経部・嘉良謙太朗)
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