沖縄県の南城市議会(中村直哉議長)は14日に臨時会を開き、同市の古謝景春市長に対する不信任決議案を否決した。古謝氏のセクハラ疑惑を巡る不信任決議案は昨年3月と今年6月にも提案されたが、いずれも否決されている。

 不信任決議案の可決には議員数の3分の2以上(13人以上)が出席した上で、その4分の3以上の賛成が必要。今回は19人が出席し、議長を含む全員が無記名投票で採決した。結果は賛成10、反対9だった。可決されれば市長は辞職か10日以内の議会解散を選択し、どちらも選ばなければ自動失職していた。
 6月の市議会では議長を含む19人で採決し、賛成9人、反対10人だった。
沖縄・南城市長のセクハラ疑惑、3度目の不信任決議案も否決 市...の画像はこちら >>
編集部おすすめ