「なはの日」の7月8日夕、那覇市の沖縄都市モノレール(ゆいレール)おもろまち駅でミニコンサートが開かれた。9月に開かれる「戦後80年 おとゆいオーケストラコンサートinなはーと」(主催・一般社団法人ビューローダンケ、那覇市)と連動したイベント。

 帰宅時間に合わせて、ミニコンサートのために集まったオーケストラのメンバーがベートーベンの「運命」を演奏した。駅利用者が足を止め、演奏に聞き入った。
 朝と昼にはゆいレール県庁前駅と那覇市役所1階ロビーでも開かれた。
 ミニコンサートを企画したビューローダンケの渡久地圭代表(49)は「外国から来たクラシック音楽に距離を感じる人も多い。通勤という日常に届けることで、身近に感じてほしかった」と語った。
 おとゆいオーケストラコンサートは9月7日に那覇文化芸術劇場なはーとで開かれる。(社会部・西平光葉)
編集部おすすめ