沖縄県立博物館・美術館(那覇市、里井洋一館長)は9月30日から開催する博物館特別展「戦災文化財」(主催・同館、特別協力・沖縄タイムス社)の関連企画として、沖縄戦の痕跡や平和を願う姿など“戦災文化財”」の写真を募集している。特別展で展示公開する。
応募資格は県内在住者(18歳未満は保護者の了承が必要)。未発表の作品2点まで。締め切りは8月15日。

(資料写真)沖縄県立博物館・美術館=那覇市おもろまち

 特別展は、沖縄戦で破壊された文化財の収集・復元や、米国に持ち去られた琉球王家ゆかりの美術工芸品の調査・返還などをテーマに展示。戦災文化財を通して沖縄戦の痛ましさを浮き彫りにし、平和の重要性や沖縄独自の文化を取り戻した軌跡を紹介する。
 募集する写真は戦災文化財だけではなく、沖縄戦の爪痕を残す風景や記憶を継承する場面、戦没者への鎮魂の祈り、平和を求める行動などを想定している。
 詳細の応募規定などはhttps://okimu-entry.comから。応募先・問い合わせは、写真募集事務局。〒901-1111、南風原町兼城577、光文堂コミュニケーションズ内(企画編集部内)、電話090(1947)5114(平日午前9時から午後5時)。
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