交通事故で治療中の60代男性死亡　沖縄・嘉手納町で7月8日発生　高校生の車がスリップし衝突
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　沖縄県警は１６日、８日夜に嘉手納町内で発生した交通事故で、胸や腹部を強く打って治療中だった読谷村の男性（６３）が１６日午前に搬送先の病院で死亡したと発表した。

（資料写真）沖縄県警察本部

　県警によると８日午後７時２５分ごろ、嘉手納町屋良の町道で、女子高校生（１８）＝沖縄市＝が運転する普通乗用車が何らかの原因でスリップして対向車線にはみ出し、男性が運転する軽乗用車に衝突。
男性は肋骨骨折や脾臓（ひぞう）損傷などのけがをした。搬送時は意識があったが、数日前から容体が悪化。１６日午前９時１５分、本島中部の病院で死亡が確認された。事故現場は片側１車線のゆるやかな左カーブ。
　今回の事故について、県警は発生当時に広報していなかった。交通指導課は、従来は重傷かつ命に関わる事案で広報してきたと説明。「男性は救急搬送時は会話もできており、生命に別条がないとの判断で、広報していなかった。１０代が当事者ということもあり、広報するべきだった」と述べた。
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