【石垣】石垣市長を自動失職した中山義隆氏(58)が17日に記者会見し、8月17日投開票(同10日告示)の同市長選に立候補する意向を表明した。5選を目指す出直し選挙となる。
「市の経済をさらに発展させる」と市政継続を訴えた。
 中山氏は「台湾定期航路の開設や石垣牛の海外出荷、ゴルフ場開発を着実に進める」と主な政策を挙げた。後日、正式に立候補を表明する。
 6月の市議会定例会に提出した議案で、補正予算を専決処分した日付を改ざんしたことを巡って不信任決議を受け、自動失職した。「行政運営で市民にご迷惑をかけ、心からおわびしたい。候補者としての活動で丁寧に説明する」と謝罪した。
 選挙戦について「自公の推薦を得て戦いたい。仮に無所属でも出馬する」と述べた。
 自民党石垣支部は16日に中山氏の擁立を決めた。
 中山 義隆氏(なかやま・よしたか)1967年6月26日生まれ。市登野城出身。近畿大商経学部卒。
2006年の市議選で初当選。10年に市長初当選し、4期務めた。
 (八重山支局・砂川孫優)

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