ジャングリア沖縄の渋滞対策　7月25日の開業までに入り口交差点に右折帯を設置　副知事が見通し
ジャングリア沖縄への主要アクセス道路の県道８４号「名護本部線」。片道１車線で幅が狭く、大型車両が両車線を走行時、端に寄って道をあけることが難しい。渋滞時に救急搬送に遅れが出る恐れがある＝3月、名護市中山（松田駿太撮影） 画像（1枚）
　沖縄県今帰仁村で２５日に開業予定のテーマパーク「ジャングリア沖縄」の交通渋滞対策で、池田竹州副知事はパーク入り口の交差点で作業中の右折帯と信号機の設置が開業に間に合うとの見通しを明らかにした。従来は８月上旬に工事完了予定だった。
右折帯と信号機は、県道８４号の名護方面からジャングリアへ右折する交差点に設置する。交通渋滞の緩和策として、地元住民などが早期整備を求めていた。
　県ホテル旅館生活衛生同業組合、県ホテル協会との面談の場で述べた。
　ホテル旅館生活衛生同業組合などは観光目的税（宿泊税）を巡り、宿泊料金が一定の金額を下回れば課税しない「免税点」を従来通り設定しないよう要請した。宿泊料金の下落や過当競争を防ぐためで、必要であれば宿泊税導入後に見直しの議論をするよう求めた。池田副知事は「県としては免税点は設けない」と説明した。
（政経部・玉城日向子）
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