「手塚治虫 ブラック・ジャック展」(主催・沖縄美ら島財団、沖縄タイムス社)が18日、那覇市の県立博物館・美術館で開幕した。手塚治虫さんの名作医療マンガ「ブラック・ジャック」の生原稿500点以上や担当編集者らへのインタビュー映像などを展示。
来場者は豊かな物語世界に浸った。9月15日まで。
 会場では全243話から「命VS金」「私が愛した医師」などのテーマ別にエピソードを紹介。沖縄が舞台の「宝島」は1話分の生原稿が公開された。訪れた人はまじまじと原稿に見入り、多彩なストーリーや手塚さんの筆致を楽しんだ。
 生原稿に感動したという那覇市の安里史織さん31は「人間に加えて動物も救うなど、愛にあふれているところが魅力」と話した。
 入場料は一般1600円、高校生と大学生は千円、小中学生300円で、未就学児は無料。
  (社会部・又吉嘉例)
沖縄が舞台のエピソードも公開! 手塚治虫「ブラック・ジャック...の画像はこちら >>
編集部おすすめ