19日は土用丑(うし)の日。那覇市の公設市場近く、創業54年のウナギ専門店「味の店ぼんぼん」では18日、店主の大城繁さん(62)と礼江(ゆきえ)さん(63)夫妻が接客と翌日の持ち帰り分を注文する電話対応に追われていた。

 通常は一日30食程度だが、31日までの「土用」期間中はその2~5倍の注文が入るため、持ち帰りのみになる。礼江さんが鹿児島産ウナギをしょうゆベースの甘だれに浸しながらグリルでじっくり焼き上げると、香ばしい香りが漂った。
 一番人気のうな重はウナギが2枚乗って2200円。繁さんは「年々暑くなっているし、夏以外の季節も暑くなっている。ウナギで栄養を取って暑さを乗り切って」と呼びかけた。(社会部・又吉嘉例)
香ばしい匂いが漂うウナギ専門店 「栄養を取って暑さを乗り切っ...の画像はこちら >>
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