任期満了に伴う那覇市議選は20日投開票され、21日午前3時現在、20人が当選を確実にした。定数40に現職35人、新人27人、元職2人の計64人が立候補していた。
投票率は59・29%で、前回を12・89ポイント上回った。
写真を拡大 午前3時現在の当確者

 自公を中心に構成する知念覚市政の与党が、19議席から増やし、過半数の21議席以上を獲得するかどうかが焦点となる。
 政党、政治団体別の公認は自民10人、公明7人、共産6人、立民3人、社民1人、社大1人、維新2人、国民1人、れいわ3人、参政1人、にぬふぁぶし2人。無所属は27人。
 当日有権者数は24万9831人(女性13万704人、男性11万9127人)。投票者総数は14万8129人。(社会部・末吉未空)

那覇で入力ミス 投票率確定遅れ
 20日投開票の参院選で那覇市選挙管理委員会が、5カ所の期日前投票所の集計を巡って、20日に計2157人分を少なく入力するトラブルがあり、投票率を0・84ポイント低く発表した。県選管の指摘を受けて、その後、集計し直したため、正確な投票者数の確定に時間がかかった。このため沖縄選挙区全体の投票率が確定したのは、21日午前1時前だった。
 参院選のトラブルに伴い、那覇市議選の投票者総数、投票率の確定も遅れた。 
編集部おすすめ