22日の名護市の最高気温は32・2度。カンカン照りで、立っているだけで汗が噴き出す。持参した日傘を差しながら入場ゲートをくぐると、目の前に「JUNGLIA」と書かれた大きなモニュメントが現れ、高揚感が高まった。
体験したアトラクションは22のうち七つ。メインの「ダイナソーサファリ」は、約4万5千平方メートル(東京ドーム約1個分)の広大な敷地内で楽しむ。ジャングルの中を車で恐竜から逃げ回る設定だ。大型オフロード車に乗り込み、T-REXなど18頭の恐竜に接近した。
悪路を進むため、ガタガタと上下左右に体が揺られて何度も投げ出されそうになる。絶叫しながら体を固定するロープに必死にしがみついた。ジャングルの中を駆け抜ける疾走感があり、大人から子どもまで楽しめそう。
最もスリルがあったのは、支柱の高さが約18メートルある4人乗りブランコにハーネスを着けて乗る「タイタンズスウィング」だ。
この他、ジャングルで迷子になった恐竜を探す「ファインディングダイナソーズ」などのアトラクションを体験した。
2日間で13時間以上、パーク内に滞在した。想像以上に日陰が少なく、終わった後は、爽快感に包まれつつも暑さでヘトヘトになった。来場の際は熱中症対策が欠かせない。帽子や傘、日焼け止めや冷却グッズ、飲み物が必携だ。
暑さ対策として、各アトラクションには、受け付けすると待ち時間の間、列から離れて過ごせる「待ち列解放サービス」がある。無料の給水所やミストファンが数カ所に設置され、自動販売機もある。

