沖縄初の大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」が25日午前9時15分、沖縄県今帰仁村に開業した。開場されると、ナビゲーターたちによるオープンニングセレモニーが開かれ、来場者たちは駆け足で入場ゲートをくぐった。
開場45分前には約500人が列を作り、開園を待った。先頭に並んだ名護市の男性(50)は「午前3時に来た。今日はジップラインに1番に乗りたい。楽しみだ」と笑顔を浮かべた。
ジャングリア沖縄の面積は約60ヘクタール。ジャパンエンターテイメント(名護市)が運営する。「パワーバカンス」をコンセプトに、大型オフロード車に乗り込んで肉食恐竜T―REXなどに接近する「ダイナソーサファリ」など、22のアトラクションを設置している。
緑豊かな沖縄本島北部「やんばる」の自然のエネルギーを感じながら、最先端技術を活用したエンターテインメントを通じて、興奮と開放感を味わえるテーマパークを目指す。観光客やインバウンド客などの需要を取り込み、沖縄観光の活性化などが期待されている。
アトラクションで1日遊べる「1デイチケット」は大人6930円、子ども4950円。スパ施設だけ利用できる「スパチケット」は大人2640円、子ども1540円。「パーク&スパ 1Dayチケット」は大人9570円、子ども6490円。
