大嶺さんと八重山商工高校時代の野球部監督の伊志嶺吉盛さん、チームメートで昨年まで沖縄電力でプレーした金城長靖さんによるトークショーがあり、春夏甲子園出場を果たした2006年当時のエピソードなどを振り返った。
2人を子どもの頃から指導した伊志嶺さん。どういった存在かと尋ねられた大嶺さんは「小中高とずっと一緒にいた。親みたいな存在」と話した。伊志嶺さんは「朝6時半から練習し、夜は私の家に来てティーバッティングをした。勝手に台所に入ってご飯をつまみ食いしていた」と紹介し、会場の笑いを誘った。小学生の頃から朝練で大変ではなかったかと尋ねられた金城さんは「あの頃は伊志嶺監督が怖かったので休まず行っていた」と答えた。
イベントは栄養や運動の大切さを伝えることを目的とし、野球やソフトボールの実技指導のほか、大嶺さんが現役時代に食べていたメニューを再現した飲食ブースが設けられた。
ステージではトークショーのほか、宜野湾市愛知区青年会のエイサーや「きいやま商店」のライブ、司会も務めた「ありんくりん」の漫才などで盛り上がった。