沖縄県警は28日、実弾が発射できる構造の「おもちゃ」の拳銃1丁を回収したと発表した。商品名は「リアルギミックミニリボルバー」。
全国のゲームセンターでクレーンゲームの景品などとして約1万5千丁が出回っているとされる。警察庁が17日、ホームページで注意喚起し、回収を呼びかけていた。
 県内の男性が18日、県警に1丁を届け出た。インターネットで購入したという。
 この玩具は中国で作られたプラスチック製の回転式拳銃で、プラスチック弾が内包されている。実包の装てんが可能で、弾の起爆装置の雷管部分を打って発射させる構造も備えている。
 警察は12月31日までを回収期限に設定。それ以降、所持した場合は銃刀法違反に問われる可能性がある。
 警察ではすでに16種の玩具拳銃を「真正拳銃と同じ機能を有している」と認定し、今回で17種目となる。
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