ロシアのカムチャツカ半島東方沖で起きた規模の大きな地震を受けて、気象庁は30日午前9時40分、沖縄本島地方、大東島地方、宮古島・八重山地方に津波注意報を発表した。
 30日午前10時半時点で、沖縄都市モノレールは通常運行。
沖縄県バス協会によると、県内のバスも通常運航している。那覇空港を発着する航空便に、津波警報・注意報発令による欠航や遅延などの影響は出ていない。
 一方、津波注意報の発表を受けて、県内の港ではフェリーの欠航が相次いでいる。
 30日午前10時に出港予定だった「フェリーとかしき」は、津波注意報の発令を受けて出発直前に運航中止となり、乗客が下船する様子が見られた。台風の影響で24日から5日間にわたって欠航が続き、29日は予定より遅れて運航していた。30日は通常運航する予定だったという。高速船は欠航が続いている。「フェリーざまみ」も運航を見合わせ中。
 津波注意報を受けて、県警は午前9時40分、県警本部に「災害警備連絡室」を設置。警察用船舶を出動させ、沖縄本島や離島の沿岸部でダイビング客や釣り人らに注意喚起をしている。
 県も30日午前9時40分に災害情報連絡室を立ち上げ、情報収集に当たっている。
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