ロシアのカムチャツカ半島付近で発生したマグニチュード8・7(速報値)の地震を受け、沖縄気象台は30日午前、記者会見を開き、沖縄本島沿岸部では30日午後1時ごろに注意報レベルの津波(0・2~1メートル)が到達する可能性があるとの予想を発表した。気象台は「津波は長い時間繰り返し襲ってくる。
第1波より後に来る波が大きいこともあるので、津波注意報が解除されるまでは海に近づかないで」と呼びかけている。

沖縄気象台は記者会見を開き「津波注意報が解除されるまでは海に近づかないで」と呼びかけた=30日午前11時

 沖縄県内各地の津波の到達予想時刻は、大東島地方午後0時半ごろ▽本島地方と周辺離島午後1時ごろ▽先島諸島午後1時半ごろ。各地0・2~1メートルの津波が到達するとみている。

津波第1波到達予想時刻図

 津波警報・注意報が沖縄県内に出されるのは昨年4月3日の台湾東部沖地震以来。気象台の山田基史地震津波火山防災情報調整官によると、今回の地震は規模が大きく、距離もあることから伝わる時間が長くかかり、津波が長時間、繰り返し押し寄せる可能性があるという。
 最新の情報は、気象庁の以下のページで随時更新している。https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#contents=tsunami
 
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沖縄気象台「海に近づかないで」  津波注意報受け会見 本島沿岸部は午後1時ごろ到達恐れ【動画あり】
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