【うるま】うるま市勝連比嘉区(平識勇自治会長)で旧暦6月24日の7月18日、恒例の豊年祭が開かれた。地域の子孫繁栄、無病息災などを祈願して「綱の道ジュネー」が午後6時にスタート。
東西の綱が集落内を練り歩いて気勢を上げ、盛り上がった。
 その後は、あじまー(十字路)に移動し、東西の綱引き決戦が行われた。1回勝負の結果は、東の勝ちだった。東西の綱を引いた参加者全員で互いの全力勝負の綱引きをたたえ合った。
 綱引きの後は、ウスデークの道ジュネーがあり、区の女性らが優雅な踊りを披露した。あじまーの特設舞台で豊年あしび(余興)が披露され、観光客などを含め、参加者が楽しんだ。
 平識会長は「天気も良く、集落の子孫繁栄、健康祈願の綱引き、ウスデーク、そして豊年あしびが滞りなく開催できた。うれしいです」と笑顔を見せた。綱引きで勝った東の人たちも「区民が交流できて、とても良かった」と喜んだ。
 綱引きに参加した観光客は「素晴らしい比嘉区の豊年祭に参加できていい思い出になります」とスマホで撮影していた。(与古田徳造通信員)
編集部おすすめ