京都府出身の劇作家で演出家の「ピンク地底人3号」さんらが、沖縄を題材にした朗読劇の創作に取り組んでいる。「りっかりっかフェスタ(国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ2025)」最終日の31日午後1時から、那覇市の那覇文化芸術劇場なはーとで無料上演される。

 同フェスタの企画で招かれたピンク地底人3号さんは、納棺師として千人以上を見送った経験があり、生者と死者がボーダーレスな会話劇を得意とする。第66回岸田國士戯曲賞の最終候補などの実績がある。
 沖縄は今回が初めて。企画に応募した俳優6人と県内各地を巡り「それぞれが目にしたことや感じたことを集約して脚本を書いた」と話す。今回は成果発表として上演し、今後の創作につなげる考えだ。
 フェスタ最終日は、ほかに4作品が上演される。問い合わせは事務局、電話098(943)1357。(社会部・真栄里泰球)
演出家「ピンク地底人3号」さんら、沖縄題材の朗読劇を披露 「...の画像はこちら >>
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