「りっかりっかフェスタ(国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ2025)」が31日、閉幕した。那覇市内で7日間、7カ国16作品が上演され延べ8千人が観劇。
子どもから大人まで幅広い世界の演劇シーンを楽しんだ。
 主催は一般社団法人エーシーオー沖縄、共催は那覇市や沖縄タイムス社など。
 最終日、那覇文化芸術劇場なはーとで上演された朗読劇「沖縄の巨人」は、劇作家のピンク地底人3号(林伸弥さん)と県内外の俳優6人が「沖縄を知る」をテーマに県内滞在18日間で仕上げた。「沖縄のいろんな思いを抱えて巨大化した巨人」など空想の人物も登場した。
 那覇市の伊佐常和さん(69)は「お笑いのノリやユーモアの中に沖縄のさまざまな問題の一端を見せてくれた」と評価。フェスタ作品初観劇という同市の久手堅キヨさん(92)は「朗読に関心があって来た。みなさん上手。面白かった」と喜んでいた。(編集局付・上間正敦)
7日間で延べ8000人が観劇 「沖縄を知る」をテーマの朗読劇...の画像はこちら >>
7日間で延べ8000人が観劇 「沖縄を知る」をテーマの朗読劇も りっかりっかフェスタが閉幕 
りっかりっかフェスタ最終日を飾った朗読劇「沖縄の巨人」=31日、那覇文化芸術劇場なはーと
編集部おすすめ