【北海道で吉田光】「写真甲子園2025」のファイナルステージの撮影が31日、北海道東川町などであった。表彰式を翌日に控え、他校の様子も気になる中、真和志高校3年の3人は住民との「ふれあい」を意識し、市街地を駆け回った。

 3人は同日にあったファースト審査会で「北の線をまたいだ!!」と名付けたカラー写真8枚組の作品を発表。審査員は「素直な感情が伝わってくる」と評価する一方、「真和志の力強さが出ていない」とアドバイスを伝えた。
 「自分たちらしさってなんだろう」と悩みながら、眞喜志琉瑚さんは審査会後の撮影に臨んだ。そんな中、18年前に東京から移住してきた安藤豊さん(72)に出会い、スイカやメロンを育てる庭を案内してもらった。
 「ここの景色は最高」と安藤さんから聞きながらシャッターを切り続けた眞喜志さん。「スイカやメロンを大切に育てる姿勢から北海道愛を感じた。最後まで自分が好きなものを追いたい」と前を向いた。
北の大地で「好き」追求 真和志高校3人がファイナルステージの...の画像はこちら >>
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