同署によると6月6日、60代男性はパソコンの画面に出てきた「ウイルスに感染」との表示を見て、ソフトの管理者を名乗る相手と電話。ギフトカードの購入を指示され、コンビニで4万円分のギフトカードを購入しようとしたという。
男性に「ギフトカードを買いたいがどれか分からない」と案内を頼まれた南風原さんは詐欺を疑い荻堂オーナーに連絡し、警察へ通報した。
男性は常連客だという。南風原さんは「お客さんとのコミュニケーションが大切。会話のリレーが防止につながった」と安堵(あんど)した。県内194店舗の中で最年少オーナーだという荻堂さんは「声かけを積極的にできる従業員を増やしていきたい」と話した。(社会部・吉田光)