[おきなわキラ星企業!](147)オーベルジュ・ボヌシェール・ラウー 中田浩司・代表取締役
 恩納村真栄田にあるオーベルジュ・ボヌシェール・ラウーは、2000年の創業以来、地元食材にこだわった料理とアットホームな雰囲気で、多くのお客さまに親しまれてきました。24年には、地元原種の山ブドウ「リュウキュウガネブ」を使った自家醸造ワインの製造を本格的に開始し、日本最南端のワイナリーとして新たなスタートを切りました。

 料理は25年の創業25周年を契機に、県産そば粉を使用したガレット専門店としてリニューアル。宿泊も可能で、部屋は全3室用意しています。
 こだわりは「リュウキュウガネブ」を原料としたワインの製造です。このブドウは果粒が小さいものの、ポリフェノールなどを豊富に含んでいます。これまで委託醸造でワインを製造してきましたが、24年に果実酒・リキュールの製造免許を取得。県内で唯一、栽培から醸造までを一貫して行うワイナリーとして、大きな注目を集めています。
 ワインに加え、リュウキュウガネブ入りのチョコレート2品(ボンボンショコラとチョコスプレッド)も開発し、リッチな香りと味わいを楽しめるぜいたくスイーツとして人気です。
 日本最南端のワイナリーで、すてきな時間を過ごしてはいかがでしょうか。(恩納村商工会・国吉和也経営指導員)
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 オーベルジュ・ボヌシェール・ラウー 恩納村字真栄田61の1、電話098(965)3205。店のURL(https://raout.com/)
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日本最南端のワイナリー誕生 地元原種のブドウでワイン製造 沖縄・恩納村のオーベルジュ・ボヌシェール・ラウー
中田浩司代表取締役
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