沖縄県与那原町にある沖縄女子短期大学の総合ビジネス学科の学生4人は7月22日、糸満市の琉球ホテル&リゾート名城ビーチを訪れ、従業員向けに「星空観光」をテーマにプレゼンテーションをした。地域資源を観光やマーケティングの観点からどう生かすかを考えるPBL(課題解決型学習)型プロジェクト演習。

 あいにくの空模様だったため屋内での発表になったが、学生たちは沖縄の春・夏の星座や、それにまつわるギリシャ神話を紹介。さらに、リアルな星空を3Dで再現できるソフト「ステラリウム」を使い、星座の探し方を実演した。
 ホテルの従業員からは「アクティビティーが限られているオフシーズンの観光に生かせそう」との意見が出た。発表を終えた2年の狩俣涼上(りんか)さんは「理論だけでなく観光業の現場の声を聞けて大きな学びになった」と語した。
(南部報道部・平島夏実)
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