仲本工業(仲本豊社長)が社員や取引先企業などに呼びかける献血が7月24日、沖縄市美里の本社であった。同社が1982年から実施してきた献血は今回25回目で、協力者は延べ2千人に達した。

 同日午前8時から午後4時半まで実施された献血には110人が協力した。ちょうど2千人目となった琉球銀行諸見支店の黒島恵美さん(57)は「企業からの呼びかけがある場合には協力してきた。献血は私にできる社会貢献です」と笑顔。同支店の新川由紀子さん(56)が1999人目、運天麿さん(26)が2001人目となり、3人には県赤十字血液センターの百名伸之所長から認定証と記念品が贈られた。
 仲本社長は「社員だけでなく、取引先企業や地域の協力があって2千人を達成できた。来年は創業60周年になる。100周年には、献血1万人を超えるように協力したい」と話した。
(中部報道部・吉川毅)
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