大東建託(東京)は6日午前、いい部屋ネット街の住みここちランキング&住みたい街ランキング2025全国版を発表した。住みやすさを示す「住みここち」で、昨年21位の沖縄県北谷町が大きく順位を上げて6位となり、県内で唯一30位以内にランクインした。
人気観光地でもある北谷町は、項目別に「にぎわい」で全国自治体のトップとなり、「親しみやすさ」全国4位、「行政サービス」全国25位の高評価だった。そのほか「生活利便性」は117位、「交通利便性」は229位、「物価・家賃」「静かさ・治安」「防災」は圏外。
住みここち1位の自治体は北海道上川郡東川町、2位は東京都中央区、3位は愛知県長久手市、4位は東京都文京区、5位は東京都武蔵野市、7位は東京都港区、8位は兵庫県芦屋市、9位は神奈川県横浜市都筑区、10位は千葉県浦安市。
北谷町は、今回初めて集計した移住者が選ぶ住みここちランキングでも全国3位に入った。移住者から「景色が綺麗で、にぎわいのある街。外国人や県外からの移住者も多く、暮らしやすい」などの声があったという。
住みたい街は5年連続で那覇市が全国2位。1位は福岡県福岡市、3位は神奈川県横浜市、4位は宮城県仙台市、5位は北海道札幌市。沖縄県内の次点は石垣市で26位だった。
調査は7回目。インターネットで20歳以上を対象に尋ねた。
住みここちランキングで全国上位に入った沖縄県北谷町美浜の街並み=2022年4月">