沖縄県豊見城市豊見城のパン屋「グッドモーニングベーカリー」のマッサマンカレーパン(310円)が「カレーパングランプリ2025」(主催・日本カレーパン協会)の西日本揚げカレーパン部門で金賞を射止めた。最高金賞に次ぐ賞で大嶺昂秀代表(34)は「辛くなく子どもからお年寄りまでおいしく食べられるカレーパンを味わってほしい」と呼びかけた。

 同店は看板メニューのグリーンカレーパン(330円)が2022年に最高金賞、23年に金賞を受賞。今大会は投票総数が過去最多の16万6157票で137品が本戦に出場し、同部門では最高金賞と金賞3品が選出された。
 マッサマンカレーはタイ南部のカレーで世界的な旅行情報サイトが「世界の美食トップ50」の1位に選出。辛みは少なく、ココナツミルクの甘みとスパイスの香り、鶏肉や野菜のうまみが特徴だ。
 タイ料理店での勤務経験がある大嶺代表が鶏胸肉ともも肉をホロホロになるまで約6時間煮込んだカレーをパン生地に包み、サクサクに仕上げた。
 グリーンカレーに続いての受賞に大嶺代表は「評価されてうれしい。今後は沖縄の特産品を使ったパンやチーズカレーパン部門などにも挑戦してみたい」と話した。
 営業時間は午前6時半~午後6時(売り切れ次第終了)。月・火曜日定休。電話098(851)4527。
(南部報道部・新崎哲史)
ココナツミルクの甘みと鶏肉のうまみ 子どもも食べやすい「マッ...の画像はこちら >>
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