【沖縄】沖縄市のミュージックタウン音市場が行うアウトリーチ(出前)事業の一環として7月16日、沖縄の伝統楽器「三板(さんば)」の講習会が市内の古謝公民館で開かれた。沖縄三板協会の玉城ちはるさんが講師を務めた。
参加者はリズムに合わせて体を動かしながら音楽の楽しさを分かち合った。
 古謝地域の住民ら約20人が三板を手に「豊年音頭」の演奏に挑戦した。両手を使うリズム打ちに最初は苦戦しながらも、会場は笑いと活気に包まれた。玉城さんは「両手を使うので脳の活性化にもつながる。カラオケにも応用できるので、ぜひ楽しんでほしい」と呼びかけた。
 初めて参加した古謝ヨシ子さん(73)=同市=は「指の使い方が難しかったけど、とっても楽しかった。他の曲もマスターしたい」と声を弾ませた。
 音市場の喜屋武愛香さんは「今後も施設などに出向き、音楽によるまちづくりを推進していきたい」と意気込んだ。
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