沖縄県の米軍嘉手納基地で最新鋭のF15E戦闘機が車輪を脱落したまま着陸した事故を巡り、参院会派「沖縄の風」の議員は8日、嘉手納町の沖縄防衛局を訪れ、原因を究明し、速やかに公表するよう要請した。7月の参院選でと初当選した高良沙哉氏は「主権国家として、できる限りのことをしてほしいという要請だ」と述べた。

 村井勝局長は「このような事案の発生は 周辺住民に不安を与えるもので、あってはならない」と指摘。米軍に対し、迅速な情報提供や原因究明、実行性ある再発防止策などを申し入れたと説明した。
 嘉手納基地の第18航空団は事故から2日後の6日、嘉手納基地に駐留する全ての同型機は安全点検後、早期に飛行再開すると発表。村井氏は安全対策など詳細を米側に確認中とし「提供できる情報が得られ次第、速やかに対応していく」と述べた。
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