台風11号は10日午前6時、日本の南にあり、暴風域を伴いながら時速約15キロで西へ進んでいる。今後西に進み、12日ごろから沖縄地方に接近する恐れがある。

 気象庁によると10日午前6時現在、中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心から半径85キロ以内で風速25メートル以上の暴風となっている。
 12日午前3時には、沖縄の南に達し、中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルと予想されている。
 台風の進路によっては、12日から13日ごろにかけて、沖縄本島地方と先島諸島では大しけとなる恐れがある。沿岸の海域では、11日からうねりを伴う見込み。
 11日以降、沖縄本島地方は浅い場所での急な高波や離岸流に、宮古島地方・八重山地方はうねりによるリーフなどでの離岸流や急な波の高まりに注意が必要。
台風11号:沖縄本島と先島は12・13日に大しけの恐れ 暴風...の画像はこちら >>
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