沖縄県の石垣市で、市議会から不信任決議を受けた中山義隆前市長(58)の失職に伴う市長選が10日告示された。立候補を届け出た、前市政に対して野党系が擁立した元市議で無所属新人の砥板芳行氏(55)、与党が推す前職の中山氏=自民、公明推薦=、がそれぞれ第一声を上げた。
投開票は17日。
 両氏は同日午前8時半から市内で出発式を開いた。
 砥板氏は「市民不在の長期政権、欺瞞に満ちた市政を変え、市民ど真ん中、市民ファーストの市政を誕生させよう」と訴えた。
 中山氏は「市長が変わってしまうと石垣市の未来も変わる。皆さまの一票を積み上げて必ず勝利させてください」と訴えた。
 立候補の届け出は10日午後5時まで受け付けている。石垣市選挙管理委員会によると、同市の9日現在の選挙人名簿登録者数は3万9399人(男性1万9992人、女性1万9407人)。
沖縄・石垣市長選の2候補が第一声 砥板氏、市政刷新を呼びかけ...の画像はこちら >>
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