台風11号：沖縄・石垣島地方に12日夜に暴風警報の見通し　進路によっては宮古島でも暴風の恐れ【11日午後3時】
台風１１号の１１日午後３時の進路予想図（気象庁ＨＰから） 画像（1枚）
　気象庁によると、台風１１号は１１日午後３時、日本の南にあり、時速約２０キロで西へ進んでいる。１２日から１３日にかけて暴風域を伴い強い勢力で先島諸島に接近するとみられる。
先島諸島は１２日から風が強まり、１３日は八重山地方で暴風となる見通し。進路によっては宮古島地方でも暴風となる恐れがある。
　１１日午後３時の中心気圧は９８５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は３０メートル、最大瞬間風速は４５メートル。中心から半径５５キロ以内では風速２５メートル以上の暴風が吹いている。台風は１２日午前３時には沖縄の南に達する見込み。
　沖縄気象台によると、石垣島地方は１２日夜、与那国島地方は１３日未明から明け方にかけて暴風警報が発表される見通し。
　１２日に予想される最大風速は宮古島地方と八重山地方で１８メートル（最大瞬間風速３０メートル）、１３日は宮古島地方で２３メートル（同３５メートル）、八重山地方で２５メートル（同３５メートル）。
　沖縄気象台は先島諸島で早めの台風対策を呼びかけている。沿岸海域は１２日からうねりを伴ってしけとなり、先島諸島では次第に大しけとなる見込み。うねりを伴う高波に警戒と注意が必要だ。
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