[第107回 夏の甲子園]
 沖縄県高野連審判部副部長の大城康弘さん(46)=沖縄カトリック中高教諭=が、甲子園で審判員として初出場した。元球児の大城さんは28歳で審判となり、県内の大会を裁いてきた。
初の甲子園に「判定の一つ一つ怖い部分があった」と語った。
 11日の高川学園(山口)-未来富山戦では一塁審を務めた。初回、未来富山の中込大のライトのポール際への打球を見極め、頭上で右手を回して本塁打をアピール。「最後までボールから目を離さなかった」と振り返った。
 大役を果たし、「沖縄でいつもやっていることが何とかできた」と安堵(あんど)した様子だった。審判員の派遣は九州・沖縄8県で持ち回り制で行われている。(又吉宏宜)
46歳審判、初出場の甲子園 塁審でホームラン見極める 沖縄県...の画像はこちら >>
編集部おすすめ