9月に沖縄で開催される18歳以下の選手による野球の「第32回WBSC U18ワールドカップ」の詳細が12日、県庁で発表された。大会は9月5~14日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇と糸満市の西崎球場で開催。
U18代表は夏の甲子園大会で活躍した選手を軸に20人が選ばれ、2023年の前回大会に続く2連覇を目指す。
 日本での開催は2015年の大阪大会以来2度目。12カ国・地域のチームが2組に分かれて予選リーグを行い、上位3チームが2次リーグに進み、さらに上位2チームで9月14日に決勝を戦う。
 U18代表は本番前の8月31日に大学日本代表、9月2日に県高校選抜との壮行試合が沖縄セルラースタジアム那覇で開催される。
 また、各国チームは那覇と糸満両市の小中学生との交流や、平和祈念公園での沖縄戦の学習も予定している。
 記者会見で県スポーツ振興課の宮城直人課長は「世界中が注目する大会なので盛り上げていきたい」と意気込む。その上で「県選手の選出と活躍に期待する。平和学習を通して、観光地としての沖縄だけでなく、平和を発信する部分もアピールできれば」と期待をかけた。
 日程やチケットなどの詳細はhttps://www.japan-baseball.jp/jp/games/u18worldcup2025/から。(大城祥一)
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