F15E戦闘機が嘉手納基地に緊急着陸　南側滑走路が閉鎖 　8月4日にトラブルがあったのと同型機
４日に車輪を一つ欠いたまま米軍嘉手納基地に緊急着陸し、北側滑走路に停止したままのＦ１５Ｅ戦闘機＝５日、米軍嘉手納基地 画像（1枚）
　【嘉手納】米軍嘉手納基地に１２日午前９時４０分ごろ、Ｆ１５Ｅ戦闘機１機が南側滑走路に緊急着陸した。この影響で南側滑走路が約２時間、閉鎖された。
同機は、４日に車輪を一つ欠いたまま嘉手納基地に緊急着陸するトラブルがあったのと同型機。
　目撃者によると、同機は機体後部のフックを滑走路上のワイヤに引っかけるフックランディングで着陸。消防隊員などが機体を点検した後、駐機場にけん引された。
　Ｆ１５Ｅは４日、車輪の一つを失った状態で着陸しており、第１８航空団によると、車輪は飛行中に外れ、インド洋にある米海軍のディエゴ・ガルシア支援施設の飛行場で回収された。
　米軍は、嘉手納町、北谷町、沖縄市の地元自治体にトラブルの原因や再発防止策に関する詳細な説明をしないまま、８日に飛行を再開していた。（中部報道部・垣花きらら）
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