【国頭】特定外来生物の毒蛇「タイワンハブ」が本島北部で生息域を広げている可能性がある問題で、新たに国頭村内でもタイワンハブとみられる個体1匹が目撃されていたことが分かった。タイワンハブと断定されれば村内初の事例。


 7日夜、同村奥間で目撃したとの情報が環境省やんばる自然保護官事務所に寄せられた。同事務所は、特徴などからタイワンハブの可能性が高いと判断し、村に連絡。捕獲に向け村は12日、目撃場所周辺に約10個のわなを仕掛けた。これまでのところ捕獲されていない。
 村の担当者は「警戒はしていたが、国頭村にまで入り込んでいたとすれば衝撃だ」と話し、一定期間わなの設置を続け、状況を見極めたいと話した。
 同事務所や村では、タイワンハブらしきものを見かけた場合は近づかず連絡してほしいと呼びかけている。連絡先は村環境保全課、電話0980(41)2530。(北部報道部・前田高敬)
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