【甲子園取材班】第107回全国高校野球選手権大会第9日は14日、阪神甲子園球場で2回戦が行われた。沖縄尚学は鳴門(徳島)を3―0で勝利し、3回戦に進出した。

 沖尚先発の新垣有絃は一回、先頭打者に二塁打、さらに犠打で1死二、三塁のピンチを招いたが、鳴門の4番稲山壮真、5番橋本朋來を連続三振で切り抜けた。その後は走者を出すが要所を締め、5回を投げて無失点、8奪三振と好投した。
 六回からはエース末吉良丞が継投。5奪三振で完封リレーを完成させた。
 打線は二回表1死走者なし、阿波根裕が左安打を放ち、続く宜野座恵夢が左中間を破る適時二塁打で1点を先制。1ー0の九回表1死満塁、宜野座が中前2点適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。
 沖尚は大会第12日の17日第1試合(午前8時開始予定)で、仙台育英(宮城)と3回戦を戦う。

 
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沖縄尚学が3回戦進出 夏の甲子園で鳴門に3―0 新垣・末吉完封リレー、打線も奮起
沖縄尚学ー鳴門 1回裏、力投する沖尚の先発・新垣有絃=甲子園球場(喜屋武綾菜撮影)
沖縄尚学が3回戦進出 夏の甲子園で鳴門に3―0 新垣・末吉完封リレー、打線も奮起
沖縄尚学ー鳴門 4回裏鳴門無死一塁、沖尚は送りバントを二塁でアウトにし、遊撃手・眞喜志拓斗が一塁転送して併殺とする=甲子園球場(喜屋武綾菜撮影)
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