那覇市の県立博物館・美術館で開催中の「手塚治虫 ブラック・ジャック展」(主催・沖縄美ら島財団、沖縄タイムス社)の入場者が15日午後、1万人に達した。1万人目となった浦添市の親川千夏さん(41)ら家族5人に、記念品として特製グッズセットが贈られた。

 親川さん一家はテレビCMやポスターを見たのをきっかけに来場。千夏さんは「沖縄のエピソードを描いた『宝島』の原稿を見てみたい」と笑顔。長女の明音(あかね)さん(17)は「日頃見ることができないマンガ家の生原稿を見るのが楽しみ」と話した。
 記念品を贈った、沖縄タイムス社の宮里直也執行役員事業局長は「会場には500点以上の作品があり、とても見応えがある」と来場を呼びかけた。
 同展では、来場1万人突破を記念し、会場内のフォトスポットで撮影した写真をSNSに投稿すると、館内ショップ「ゆいむい」でオリジナルしおりがもらえるキャンペーンも開始した。開催は9月15日まで。(社会部・玉城尚也)

 
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